Pearl Harbor Aviation Museum

世界の航空遺産保存を支える
ガリューの技術

パールハーバー航空博物館の航空機レストア作業において、 GA-REW製エアーツールが使用されました。 歴史的価値を持つ航空機の保存活動を支える、 日本発のものづくり技術をご紹介します。

Aircraft Restoration Made in Japan 日刊工業新聞掲載

Project

プロジェクト概要

第二次世界大戦当時の貴重な航空機を保存・展示する パールハーバー航空博物館のレストア活動に、 ガリューの技術が活用されています。

本ページでは、米国ハワイ・パールハーバー航空博物館での 航空機レストア作業における、GA-REW製エアーツールの使用事例をご紹介します。 なお、掲載している写真・動画・コメントは同博物館の許可を得て使用しています。

パールハーバー航空博物館

航空機の保存・修復には、機体を傷付けることなく 汚れや付着物を除去する高度な技術が求められます。

ガリューの洗浄・表面処理技術は、 こうした繊細なレストア工程において活用され、 歴史的価値を持つ機体の保全に貢献しています。

本プロジェクトは、日本の中小企業技術が 世界的な航空遺産の保存活動に採用された事例として 大きな意義を持つものです。

Value

ガリュー技術が選ばれた理由

歴史的価値を持つ航空機の保存・修復に求められる品質と作業性。 ガリューの技術はその現場で高く評価されています。

Surface-Friendly Cleaning

貴重な航空機表面へのダメージを抑えながら、塗膜や付着物を効率よく除去します。

Focused Airflow

狙った箇所へ効率よくエアーを届け、狭所や複雑な形状の部位でも清掃作業を支えます。

Simultaneous Brushing & Air Blow

ブラシによる清掃とエアーブローを同時に行うことで、付着物やゴミの除去を効率化します。

Improved Work Efficiency

作業工程を効率化し、レストア現場における清掃品質と作業性の向上に貢献します。

Restoration Process

レストアで使用された工程

パールハーバー航空博物館の航空機レストアにおいて、 ガリュー製品が実際に使用された工程を紹介します。

塗膜除去・表面処理

塗膜除去・表面処理

航空機の再塗装工程に向け、機体表面の劣化した塗膜や付着物を除去する工程です。 歴史的価値を持つ機体を保護しながら、次工程へ向けた表面処理を行います。

使用された製品と役割

  • バリ取りブラシガン SGB-C-0.4-45
    ブラシとエアーを組み合わせることで、付着物や劣化した塗膜を効率よく清掃・除去しました。
  • 可変式ショックガン SGR-90G
    ブラッシング後の剥離塗膜や異物を吹き飛ばし、次工程へ向けた表面処理を行いました。
  • エアーブラスターミニ AB-2G
    細部に残った塵や剥離物を除去し、清浄な状態へ仕上げました。
エンジン・細部洗浄

エンジン・細部洗浄

エンジンや複雑な構造を持つ部位の洗浄工程です。 ブラシによる清掃とエアーブローを組み合わせることで、 狭所や繊細な部位まで効率よく洗浄を行いました。

使用された製品と役割

  • バリ取りブラシガン SGB-C-0.4-45
    ブラシとエアーを同時に使用し、付着物を除去しながら効率的に清掃を行いました。
  • 精密洗浄用ブラシガン SGB-300-35-FB
    やわらかいブラシを使用し、コックピット計器パネルなどの繊細な部位の軽清掃に使用しました。
  • 可変式ショックガン SGR-90G
    洗浄後に残った異物や堆積物をエアーで除去し、仕上げ作業を行いました。
  • エアーブラスターミニ AB-2G
    狭所に残った塵や微細な異物を吹き飛ばし、細部まで清浄な状態へ仕上げました。

Field Review

現場からのフィードバック

パールハーバー航空博物館のレストア現場で実際に使用された際のコメントを、 原文と日本語訳で紹介します。

Pearl Harbor Aviation Museum

レストアチーム エンジニア T氏

English

Our current thinking is to use the blow guns before scrapers for peeling paint or other flaking materials to lessen the chance of scratching the surface. They are surprisingly powerful and the circular action would probably lift rather than push any loose paint free better than a straight stream of air.

I've used the brush gun on a few pieces to test out removing oxidized paint vs just wiping and have found quite a bit of success. With just water we were able to remove the oxidized paint layer without the streaks that often occur with just wiping with a rag.

日本語訳

現在、私たちは塗装の剥離や劣化した塗膜をスクレーパーで除去する前工程として ブローガンを使用することを検討しています。表面を傷付けるリスクを低減できるだけでなく、 想像以上に強力なエアーと旋回する気流によって、直線的なエアーでは押してしまうような 浮いた塗膜を持ち上げるように除去できる可能性があります。

また、ブラシガンを使用して酸化した塗膜の除去試験を行ったところ、 非常に良好な結果が得られました。水だけを使用した場合でも、 布で拭いた際に発生しやすい拭きムラを生じさせることなく、 酸化した塗膜層をきれいに除去することができました。

Pearl Harbor Aviation Museum

レストアチーム エンジニア G氏

English

We used the sonic cleaner and air gun while working on the L-13 aircraft, mainly around the engine. Overall, the air guns had good pressure. They worked well for removing debris, especially in hard-to-reach spots. Some areas around the engine were tight, but the pressure was strong enough to get in there and blow out buildup without much issue.

As for the sonic cleaner with the brush attachments, we had mixed results depending on the bristle type. The harder bristle brush worked really well. It helped remove some oxidation and grease pretty effectively. The softer brush didn’t perform as well for heavier buildup. It wasn’t really cutting through the tougher stuff, but we think it is still useful for lighter cleaning in areas such as the cockpit instrument panels.

One thing we did like was the overall concept of the tool. Having the brush and air working at the same time makes a difference. While you’re scrubbing, the air helps clear away debris at the same time, which makes the process more efficient.

Overall, we think it’s a solid tool. It performs better than a standard air gun in terms of pressure, and the brush + air combo is a big plus.

日本語訳

L-13航空機のレストアでは、主にエンジン周辺でソニッククリーナーとエアーガンを使用しました。 エアーガンは十分な圧力があり、特に狭く手の届きにくい箇所のゴミや堆積物の除去に 優れた効果を発揮しました。エンジン周辺には狭い箇所もありましたが、 圧力が十分に強く、問題なく入り込んで堆積物を吹き飛ばすことができました。

ブラシ付きソニッククリーナーは、ブラシの種類によって性能が異なりました。 硬質ブラシは酸化物やグリースの除去に非常に優れていました。 一方で、軟質ブラシは頑固な汚れにはやや効果が劣るものの、 コックピット計器パネルなどの繊細な部分の軽清掃には適していると考えています。

特に気に入った点は、ブラシとエアーを同時に使用できるコンセプトです。 ブラッシングと同時にエアーでゴミを吹き飛ばすことができるため、 作業効率が大きく向上しました。

総合的に見て非常に優れたツールであり、エアー圧力は一般的なエアーガンよりも強力で、 ブラシとエアーを組み合わせた構造は大きなメリットだと感じています。

Media

メディア掲載

日刊工業新聞にて、パールハーバー航空博物館での採用実績が紹介されました。

日刊工業新聞掲載記事

2026.06.26

世界的な航空機レストアで採用

有限会社ガリューの洗浄・表面処理機器が、 米国パールハーバー航空博物館の航空機レストア作業で採用されたことが 日刊工業新聞に掲載されました。

歴史的価値の高い航空機の修復現場で、 母材を傷めにくい表面処理技術、高い洗浄性能、 優れた作業効率が評価されています。

※ 日刊工業新聞社から著作権利用の許諾を受けています。

Movie

プロジェクト映像

航空機レストアや採用製品の作業風景を動画で紹介します。

Future

今後の展開

今回の採用実績を契機に、航空博物館・防衛・航空宇宙分野へ ガリューの技術を発信してまいります。

01

国内外の航空博物館への展開

パールハーバー航空博物館での採用実績を基盤とし、 国内外の航空博物館や航空遺産保存施設への提案活動を推進します。 歴史的価値の高い航空機の保存・修復に貢献できる製品・技術を提供してまいります。

02

防衛・博物館市場への展開

航空機に限らず、防衛装備品や歴史的展示物の維持・保存・修復分野においても、 母材を傷めにくい洗浄・表面処理技術の活用を提案し、 新たな市場への展開を目指します。

03

航空・宇宙分野への導入拡大

航空機整備、MRO(Maintenance, Repair and Overhaul)、 航空宇宙関連メーカーなど、より高度な品質が求められる分野への導入拡大を進め、 日本発の洗浄・表面処理技術として国内外へ発信してまいります。

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